劇場版「傷物語」が上映!!
ついに傷物語が来た!!
私がアニメ好きになるきっかけともいえる西尾維新原作の、物語シリーズの傷物語がついに映画化されました。
アニメでは知ることができなかった主人公の阿良々木 暦(あららぎ こよみ)と元キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(吸血鬼時の名前)の忍野 忍(おしの しのぶ)との関係の謎が明かされます。
物語シリーズとは
化物語から始まったこの物語シリーズは、とある事件をきっかけに吸血鬼体質を持つこととなった主人公が、怪異に関わりを持つ少女たちと出会い、さまざまな怪奇現象に巻き込まれていくという内容です。
このシリーズでは妖怪や吸血鬼などの怪異そのものや、呪いや神など人によって創られた不可思議なものもひっくるめて怪異と言います。
思春期特有の感情が原因であったり、心にある闇などであったりが原因で怪異が現れ、それを克服する、もしくはそれを認め付き合っていく主人公やヒロインたちの姿が見所のひとつです。
またこのシリーズ独特の長い会話劇(無駄話も含む(笑))、と演出もあるのですが、そこで好き嫌いがはっきりと分かれる作品でもあります。
劇場版「傷物語」の内容
映画の中身は主人公が吸血鬼体質になるきっかけとなった、鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードとの出会いが描かれます。三部作であるため、今回は鉄血編としてキスショットとは何者なのかの説明と現状、これから問題を解決するためにどうするかといった序盤の話で終わります。
文で描くと何だが中途半端なところで終わる映画に感じるかと思いますが、主人公の心理描写やいっきに日常が崩れていく様子が丁寧に作られていたので好印象でした。ただ、物語シリーズの根源となる話なのですが、傷から見ようと考えている方には物足りないかもしれません。せめて化物語だけでも見ておくと楽しめるのではないでしょうか。物語シリーズファンは最高に楽しめると思います。
最後に一言
メメさんかっこいい!!