今はこれがお勧め!「ハドソン川の奇跡」
気づけばもう10月、仕事して帰ってきて寝ての繰り返しでまたすぐに一年が過ぎそうです・・・・
だからこそ皆さんも何か息抜きをして心を落ち着かせる時間を作ってください。もちろん私の心の落ち着かせ方は映画を観ることです。そしてそんな中出会った久々にいい映画を観たと感じた作品が、「ハドソン川の奇跡」です!
名匠、名優の最強コンビ!
実際に2009年に起きた、ニューヨークのハドソン川に航空機が着水した航空機事故を映画化したものです。その機長を務めていたチェズレイ・サレンバーガー氏の手記をもとにクリント・イーストウッド監督と主演のトム・ハンクスのコンビによって素晴らしい作品となって上映されています。
「ハドソン川の奇跡」とは?
内容は、上空850メートルでコントロールを失った機体をハドソン川に着水させ乗客常務委全員を無事に生還させたという奇跡的な活躍の裏で、国家運輸安全委員会が機長自体の判断に問題があり、乗客に無駄な危険を与えたのではないかという厳しい追及を受けることになってしまう。果たしてサレンバーガー機長の判断は正しかったのだろうか?という物語です。
実際にテレビでニュースを見たときは素晴らしい出来事だと思っていましたが、実は裏では事故の原因を徹底的に調査するために機長が容疑者にまでされていたことを知り、多くの人の命を預かるということの重大性に改めてきずかされる良い作品でした。
C・イーストウッド監督×トム・ハンクス主演『ハドソン川の奇跡』予告編
悪者はいない
少し気になった点は国家運輸安全委員会が少し悪者寄りに描かれていたところです。委員会としては確かに飛行機の安全を守るシステムに問題があることを認めにくいところもあるかもしれませんが、機長自体に問題がないか確かめることも今後同じような事故を起こさないようにするためにも大切なことです。ハドソン川の事故に携わった人達全員が必要なことをそれぞれが全うしていたという事を見る側も理解すると、感じ方も変わるでしょう。
奇跡を見に行こう!
機長のパイロットとして苦悩をしながらも、自信を持ち信念を曲げない姿には本当に感動しました。英雄は一人ではなく、全員がそれぞれの役目を果たさなければ起きなかった奇跡を、皆さんも劇場で感じてください。